アフィリエイトの誘惑 ~13円で魂を売った男の話~
アフィリエイトは好きではない。もっとはっきり言うと、大っ嫌いだ。
なぜなら(言うまでもないことだけど)、アフィリエイト収入を目的そのものにするサイトが多すぎ、本来衆目を集めるべき有用なサイトを覆い隠す存在になっているから。ひどいものになると、ニュースサイト等の記事を盗用(おそらくクロール型のプログラムで自動収集)し、さも自分が発信源かのように偽装していたりする。もちろんそこにはGoogle AdSenseやらが埋め込まれているわけだ(それが目的だからね)。そんな「ノイズ」サイトを増やし続けるのが、アフィリエイトの許し難い弊害である。
と、偉そうな言葉を吐いた後ではありますが・・・、私のサイトでもアフィリエイトを導入することにしました。
(Ω ΩΩ<な、なんだってー!?)
果たしてそれは堕落か転向か。
「Andy」を使ってもらってる人から広告掲載を勧められ、「サーバの回線もっと高速にしたいなあ」なんて考えていたこともあったりで、どんなものか試してみるだけなら・・・何事も経験してみるのは悪いことではないと考えるに至りました。そしてAmazonのアフィリエイトに登録し、Frank Zappaのアルバムへの無造作なリンクを1つ張りました。アルバムに関する情報も特になしで、お金を払って聴きたいと思う好事家がいるのだろうか?という私なりの実験でもあったのです。
放置して数日後、Amazonのアカウントを確認してみると、「13円」の入金が!
額の多寡をネタにしようといういうのではありません。まさに私はそのとき、エクスクラメーションマーク「!」を頭に描いて興奮していたのです。
「ほんとに売れた!買ってくれた人がいた!!」
よく調べてみると、リンクを張ったアルバムが売れたのではなく、そのリンクからAmazonに入り、別のCDを買ってくれた方がいたみたい。それでも興奮するに充分な驚きでした。
「工夫のないリンクでも結果が出た。さらに知恵を出すと、どこまでいけるだろうか? これは面白いゲームじゃないか!」
好意でクリックしてくれる人を踏みにじる、それは悪魔の囁きだったのかもしれません。
しかし、湧き出た好奇心を抑えられず、あれだけ嫌っていたアフィリエイトを継続してやってみることにしたのです。
冒頭で触れたようなサイトにならないように注意しながら。
ちなみに、アフィリエイトを生活の足しにしようとか、足しになりえるなんて考えてはいません。